レイン・シンドローム
















たゆたう静寂にどこまでも沈んで

柔らかな水底でひたすらに眠りをむさぼる






優しい狂気のゆりかごに抱かれ

脆くて儚い青の楽園を見ている






傷が癒えたらまた笑えるけど

それまでは硝子の檻に囚われていたい
















――雨の降る夢に永遠なんてないから